スクリーニング工法による
効率的な漏水判別

 

スクリーニング(Screening)とは、「選別」、「ふるい」にかけること。「スクリーニング工法」とは、漏水点検器で主に給水管の漏水疑似音の有無を「選別する」ことを指します。

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漏水対策の課題
♦漏水の95%以上は給水管で発生しています。
♦有収率向上のポイントは復元漏水の抑制です。
♦さらなる有収率の向上には、給水管の徹底した調査が必要です。(年2~3回)

スクリーニング工法は
♦検針と同時に漏水点検。異常箇所は専門技術者で!
♦漏水判別の自動化で、専門技術者の負担を軽減!
♦調査規模の拡大と調査結果の可視化(データ化)を実現!

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スクリーニングで健全箇所を戸別音聴から除外する
日本の水道施設で、漏水の疑い箇所は概ね6%前後とされます。90%を超える健全箇所はスクリーニングにより除外し、疑い箇所に調査を絞り込むことで、大幅な戸別音聴のコスト削減が可能になります。

検針と同時に漏水疑い箇所をふるい分ける
弊社製品、時間積分式漏水発見器は、給水管や水道メータ等からの測定で、周辺漏水を検知できる漏水発見ツールです。操作は容易で、検針業務と併用できます。時間積分データ値から健全箇所、疑い箇所を切り分けます。
・漏水発見器の詳細については、こちらをご覧ください。

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スクリーニング工法のメリット

1.作業の効率化 検針などと漏水点検を同時に実施
漏水点検に要する移動時間が不要、漏水発見器が
瞬時に音を選別し記録
2.漏水の早期発見 漏水調査のインタバル短縮
復元(再成長)漏水量の低減
漏水に起因する二次災害を抑止
3.費用対効果の向上 同じ費用で複数回調査が可能
または広範囲の調査が可能二次災害補償費用の減少